コオロギと彼女

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ハンドソープは意味がない?アルコール消毒がコロナウイルスを防ぐシステムと正しい方法

 

現在(2020年4月8日)新型コロナウイルスが大流行しており、感染者数が約140万人、死者が8万人を越えました。

非常に残念です。

コロナウイルス感染を防ぐ手段として、人混みに行かない・マスク・手洗いうがい…などがあります。

その中でも最も有効なコロナウイルス対策手段として、アルコール消毒があります

実はハンドソープを使った手洗いだけでは、ウイルスを完全滅菌することが出来ません。

しっかり手洗いをしたのに、コロナウイルスが残るなんて最悪ですよね…

本日は理系大学生がアルコール消毒の殺菌システムと、アルコール消毒の正しい使い方をご紹介したいと思います。

では内容へ。

 

 

ハンドソープ

そもそもハンドソープとは、殺菌のために作られた製品ではありません。

※殺菌…菌を殺す作用

ハンドソープは手についた汚れ・菌を落としやすくする製品です。

下の表は、国立医薬品食品衛生研究所の資料です。

 

手洗い、ハンドソープ、消毒、コロナウイルス

国立医薬品食品衛生研究所より(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000105095.pdf

 

この表から分かるように、ハンドソープを使うとかなりの割合のウイルスを洗い流せます。

しかし100%ではありません。

しっかり手洗いをしたのに、コロナウイルスが手に残ってしまうなんて最悪ですよね…

アルコール消毒

 

アルコールとは

 

手洗い、ハンドソープ、消毒、コロナウイルス

エタノール


 

アルコール消毒は、ビール・ワインにも含まれているエタノール(C₂H₅OH)を含みます。

上図はエタノールです。
赤色丸の部分は疏水基と呼び、水に混ざりずらい性質を持っています。

また青丸部分は親水基であり、水と混ざりやすい性質を持っています。

タノールが親水基・疏水基の両方を持つことが殺菌において非常に大切です。

 

水が含まれている

 

インフルエンザウイルスと同じように、コロナウイルス膜(エンベロープで包まれています。

 

コロナウイルス

 

アルコール消毒はウイルスの膜を壊すことにより、殺菌を行います。

アルコール消毒は100%すべてがエタノールではありません。

アルコール消毒とは、エタノールが水で薄められて作られます。

割合で言うと、エタノール:水=7:3です。

この理由はエタノールと水を同じ量にするためです。

 

「え?7:3のどこが同じ量なの?」

 

ここから少しだけ化学チックな話をします。

エタノール(CH₃OH)であり、原子量が46です。
水(H₂O)は18です。

例えば、水とアルコールが1㎝³ずつあったとします。

この時原子量の大きいアルコールの方が同じ1㎝³でも重くなります。

この差を考えてアルコールと水を同じ量。
つまり同じ原子量にすると、重量比はアルコール:水=7:3となるのです。



アルコール、システム、作用機構、親水基、疏水基

 

システム

 

先程も言ったように、アルコール消毒とはウイルスの膜を壊すことによって殺菌します。

またアルコールは疏水基と親水基を持っており、ウイルスの膜(エンベロープ)はリン脂質から構成されています。
 

アルコールの作用システム

1.アルコール親水基は水と結合する

2.アルコールの疏水基とウイルスの膜が接する

3.アルコールの疏水基がウイルスのリン脂質を破壊する

 

アルコール、システム、作用機構、親水基、疏水基

アルコール消毒の殺菌システム

 

これがアルコール消毒の殺菌システムです。


エタノールの疏水基がウイルスに対して平面上に並びます。

この疏水基がウイルスの膜を壊すことによって殺菌が行われるのです。

もしアルコール消毒に水が含まれていなかったら、アルコールの疏水基が平面上になりません。

またアルコールは揮発性なので、手を消毒する前に蒸発してしまいます。

※揮発性…すぐに蒸発してしまうこと

つまり、アルコール消毒には水は必要不可欠のなのです。

 

アルコール消毒をする際に大切なこと

 アルコール消毒は非常に強力な殺菌作用を持ちます。

しかし正しくアルコール消毒をしないと、その殺菌能力は著しく落ちます。

では、正しいアルコール消毒の方法を見ていきましょう。

 

手全体を消毒する


1つ目は手全体を消毒するです。

気持ち多めにアルコール消毒を使い手のひら、指先、指の間まで丁寧に消毒しましょう。

乾いた手

 

2つ目は乾いた手です。

乾いた手にアルコール消毒をすることは非常に大切です。

もし手が濡れた状態で消毒をすると、エタノール濃度が下がってしまいます。

するとアルコール消毒の殺菌作用が下がってしまします。

アルコール消毒→手洗い


3つ目はアルコール消毒→手洗いの順番で行うことです。

手を先に洗ってしまうと、どうしても手に水分が残ります。

またアルコール消毒→手洗いを行うことによって、手のひらのウイルスの死骸を洗い流すことが出来ます。

 



まとめ

 
ハンドソープが全く意味がないとは思いません。
しかし、100%ではありません。

その反対に、正しくアルコール消毒を用いると100%殺菌することが出来ます。


今日本は国民が一丸になるときです。

今のペースでコロナウイルスの患者が増え続けると、ニューヨークのように医療崩壊が起こってしまいます。

つまり、国民が1人1人がコロナウイルスに感染しないように気を付けないといけません。

出来るだけ外出をしない、また外出した後は必ずアルコール消毒・手洗い・うがいをするように心がけましょう。

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まだアルコール消毒を持っていない人は購入の検討してみましょう。

読者の皆さんがコロナに感染しないよう、また早くコロナウイルスが早く収束するように祈っています。


今回の記事はここで終わります。

ではまた。